転勤族小学生。塾か、通信教育か
小学生になったからには勉強はしてほしい。殆どの親御さん共通の願いだと思います。そして出来れば

「やりなさーい!」と言われなくても自ら進んで勉強する子になってほしい〜
自分の過去は棚に上げて身勝手な母ちゃん。
となると、他人の手を借りるしかなく。すぐ思い浮かぶのは塾か通信教育ですよね。
我が家は今現在通信教育を選択しています。
主な理由は以下の通り。
・自宅で宿題以外で勉強する癖をつけてほしい(低学年のうちから)
・勉強している様子を見たい(苦手な科目、苦手な部分をなんとなくでも把握したい)
・通信教育なら転勤による環境の変化の影響を受けにくい。
・中学受験は転勤の可能性があり、残念ながら断念
・机に座って人の話を聞けない!
・何より本人が塾に全く行きたがらない!!!!
まあ、基本的に習い事に関しては「本人に決めさせる」という方針でやっておりまして。
自主性が育っていいかなあと思うことはあるのですが、「スイミングやりたーい!」というので始めたらやっぱ嫌だヤーメタ!みたいなこともあり。これでよかったのかなあと悩むことは正直あります・・・。
選択方法についてはご家庭によって方針も違うと思いますのでそれぞれでご対応いただければと思いますが、我が家の場合は、上記の理由から今のところ通信教育、という選択肢でやっております。
ドラゼミ→スマイルゼミ→Z会
低学年時:ドラゼミの感想・口コミ
低学年でまず始めたのはドラゼミ(現「コナンゼミ」)。





数年で「まなびwith」から「コナンゼミ」に変わっちゃいましたね・・・
「本人に決めさせる」方式でいくつか通信教育の体験版を取り寄せてやらせてみたところ、ドラゼミがよいとのことだったので始めました。ドラちゃん、かわいいですしね。
ドラゼミ、とてもよかったです。基礎だけではなくちょっと捻った問題、チャレンジしがいがありました。
ナゾナゾやパズルのような問題が散りばめられていて、本人も解けた時に「なるほどー!」と、手応えを感じていたようです。さすが小学館。
おそらく「コナンゼミ」も同じように内容はよいのでは?!と思っています。
でも途中で変更してしまいます。
何故か。
「ドラゼミ」から「まなびwith 」という小学館の路線変更連絡がきっかけでした。
子どもはドラえもんじゃなきゃ嫌だ、という訳ではなかったのですが、なんとなく腑に落ちない変更だったのと、母の浮気心によるところが大きいです。
働きはじめて添削とフォローアップが辛くなってしまったのと、新し物好きの母、ついつい「スマイルゼミ」の体験会に行ってしまったのです!
ドラゼミは2年で終了。
中学年時:スマイルゼミの感想・口コミ
スマイルゼミはタブレットオンリーの通信教育です。
母がガジェット好きなのでつい体験会へ・・・。
正直子どもは意外にも当日は食いつきが悪かったんですよ。ゲームもできるし、紙と違って動くし絶対タブレット欲しがる!と思ってたんですが。
ドラゼミでいいかなあ・・・という反応。



子どもはこういうのが絶対好きだろう!という先入観はいけませんね・・・
ほらー楽しそうだよ?ゲームもできるよ?とやや強引に勧める母。
本人が食いついたのは他の会員と競うランキングシステムでした。
ドラゼミにはない競争心を煽るシステム。男子心をくすぐったようで、始めてみることにしたのです。


サイトを見ていただけば分かるかと思いますが、とにかく「楽しく学習させる」仕組みがてんこもり。ゲーム、アバター、着せ替え、ランキング。画面もキラキラしていて絶対楽しいだろう!羨ましい!
スマイルゼミは最悪だ、なんていう評判や口コミをよく目にしますが、そんなことはないです。
Z会タブレットと比較して「タブレットの機能性」「楽しく学ばせる仕組み」はスマイルゼミの方が断然良いですよ!
子ども、暫くはゲームやランキング目当てで夢中になってやっておりました。
が、残念ながら我が子、ゲームに飽きてしまうんですね・・・。



Switchのゲームの方が楽しいってそりゃ当たり前だ
ゲームに執着しなくなり、課題自体にも執着しなくなるようになり・・・。
困った・・・変更しなければよかったか・・・。
戻そうか?とも思ったのですが、ここでまた懸念点が。
高学年になると始まる英語。ヒアリングと発音はタブレットの方が得意分野です。まなびwithは紙ベースだなあ・・・。
そこで結局親友君がやっているというZ会、難しそうなイメージだけど選択肢に入れてみるか、となりました。
スマイルゼミは1年で終了。
Z会タブレットコースの感想・口コミ
紙ベースの小学生コース、ハイレベルな中学受験コースがあるのですが、



中学受験コースはしないからナシ!一人でも楽しく進められそうなタブレットコース!
タブレットはiPadを自分で準備する必要があります。
あとアプリの動作については若干不満はあります。サクサクいかないというか、グルグルする時間が多いです。
でも内容がよいのでその辺は目をつぶっているというのが正直なところ。
教材はよいので改善をお願いしたいところです。
立ち上げたホーム画面はこんな感じ。


先生と毎月お手紙をやりとりしたり、親も携帯にアプリを入れることでメッセージを送ることができます。これがまあスマイルゼミと比較すると面白味がないので、すぐに使わなくなりました・・・。


左上のメニューアイコンをタップすると左側にメニューが出てきます。


学習カレンダー。毎日やる時間とコマが割り当てられていて、真面目な子であれば毎日コツコツやればちゃんと終わる仕組みになっています。
予備日も入っているので毎日ずーっとやらなくても大丈夫。
なんですが、我が子はまとめてやってたり、やっていなかったり!!(今回また発見した・・・)


学習状況とテスト結果。結果はプライバシーなのでふせておきますが、10月分 5/7!終わってないぞーーー。


ランキング、ではないけれど進捗具合で世界旅行がどんどん進む、という仕組み。



じ、地味・・・。でも我が子は思ったよりチェックしており不思議・・・。


他の会員と競いあう学習イベントもあります。これまた地味なんですけどね・・・。


担当の先生とのお手紙のやり取りの他にも質問コーナーで質問できます。この辺がタブレット完結型のスマイルゼミ と違ってよいところだと思うのですが、我が子、質問したことなーーーい!全て分
かっている訳ではなくて多分面倒くさいから・・・。



タブレットとはいえ、やっぱり親のチェックは必要でした・・・
3つの通信教育、それぞれに感じた特徴(母目線)
こだわりが無さすぎというか割と適当な理由でコロコロ変更してきた通信教育ですが、個人的に感じた特徴は以下の通りです。
・問題数は少なめだけど良問。ひねった応用問題が◎。
・国語、算数はとてもよいけど理科社会は少し教材が弱いように思う。(中学年までの感想です)
・親の丸つけが必要。(でも丸つけすることで親が学習状況をきちんと把握できる)
・子どもが楽しいと思う仕掛けが素晴らしい。
・ゲーム目的で頑張れるけど、ゲームに飽きてしまう場合もあるかも・・・。
・親が使うアプリもよくできていて、タブレットの良さが遺憾無く発揮されているように思います。
・問題がやや短調に感じました。
・問題は質実剛健な感じ。面白みには欠けるけど良問。
・タブレットは最低限機能はしているけど、動きがもっさりしていて改善の余地あり。
・先生への質問ができる



いろいろ浮気しましたが、現時点でZ会に落ち着いています。タブレットの使い勝手は少々難ありですが、実績ある老舗におまかせ!という感じです。
まとめ:試してみるのが大事
いろいろと通信教育ジプシーをしてみて感じたのは、やはり当の本人の意見・感触はとても大切だということ。
試してみないとわからなかったことばかりで、少し回り道にはなりましたが、先入観や思い込みにとらわれず色々実際に触れてみることが大事!だと痛感しました。



できるだけ多くお試しをすること、おすすめします!
良い選択ができますように!
Z会作文もやってます!