
Scratchだいすき小学生が、独学(独遊び?)でプログラミング検定に合格できました!
これからますますその必要性が増しているプログラミング教育。
お子さんのモチベーションUPにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
今回は小学生でもとれる資格、日商プログラミング検定 ENTRY(エントリー)についてご紹介します!
日商プログラミング検定とは
日商プログラミング検定とは

日商プログラミング検定は、IT人材の育成を応援する日本商工会議所の検定です。
小学校からプログラミング教育が必修科されるなど、プログラミングスキルは現代社会を生きる人の必須スキルとなりつつありますよね。
日本ではまだまだITを利活用できるスキルを持った人材が不足しています。
日商プログラミング検定は、そんあ時代にビジネスで実践的に使えるIT人材を育成するために設立された新しい検定です。
内申書や履歴に書ける公的資格
中学受験に有利になる場合がある「ジュニアプログラミング検定」と違って日商はまだ中受には使えないようですが、
内申書や履歴書にも書ける公的資格です!

子どもから大人まで、幅広い世代が対象!子どもだけの資格ではありません。ENTRYからはじめてステップアップ目指すのもいいですね
小学生はまずエントリーレベルから


レベルは「Entry」「Basic」「Standard」「Expert」の4つです。
「Expert」になると、C言語、Java、VBAなど、プログラマーの知識も問われるのでかなり難しいかと思いますが、「Entry」は子ども向けプログラミングソフト「Scratch」が分かれば取れちゃいます!



Scratchは学校のタブレットにも入ってることが多いよ!
小学生ならまずはENTRY取得を目指してScratchをやってみる、というのもいいと思います。
プログラミングがどれだけできるようになっているのか、上達しているのかはなかなか見えにくいですよね。



正直、これに受かったら、少しは身になってると客観的に分かるなあと・・・
・・・というのが親側の受験理由!
子どもはなんだか知らないけど取れるもんなら取りたい!(笑)みたいなノリでした。
受験料と試験範囲


ENTRY受験料は3,300円。
資格の受験料としては安い方ではないでしょうか。
試験範囲は下記になります。
題形式 (試験時間) | 合格基準 | 言語 | 試験範囲・学習項目 |
---|---|---|---|
択一知識問題 (30分) | 知識科目 70点以上 | Scratch (Scratch3.0 対応) | 1. 値 2. 変数 3. 条件分岐 4. 繰り返し 5. 配列 6. ブロックの定義 7. 並列処理 8. メッセージング 9. クロ一ン 10. ぺン機能(コンピュータグラフィックス) 11. サウンド機能 12. 開発環境(IDE)の使い方 13. ネットリテラシー、モラル |
文章でみるとなんだか難しそうな試験範囲・・・。
ですが、Scratch好きの息子にとって、実際に一番手強かったのは「ネットリテラシー、モラル」。



最初に「キュレーター」って聞かれた時は焦ったー!なにそれ!
そりゃ知らないよね(笑)
Scratch自体の問題はそれほどではなかったとのことでした。
なので、Scratchがしっかり身についていたら合格はそれほど難しくないのではと思われます。
愛用していたテキスト2冊!
使用していたテキスト、といっても書いたり問題を解いたりではなく
テキストにある技術を使いながら自分で作品をたくさん作ってみる
につきるみたいです。




どちらも全くの初心者からはじめられる、分かりやすいテキストになっています。



このテキストを見ながら、今はシューティングゲームとかを作っているよ!
まずはScratchに慣れる、使いこなせるようになることが大切です。



もちろんスクールで先生やお友達と一緒に習う方が早いはず!Scratchが好きそうなら、スクールも検討してもいいと思います!
受験申し込みから受験まで
近場の会場を探そう
試験はネット試験になります。
ネット試験といっても自宅で受験できるわけではなく、日商の指定校で申し込み、受験をする形になります。
商工会議所ネット試験施行機関 まずはこちらにアクセス!
都道府県を選択、会場一覧が出てきますので上部にある □プログラミング にチェックを入れるとプログラミング試験を取り扱っている会場に絞られますので、その中からお近くの会場を探してください。
そこからは受験を希望するネット試験会場の試験日や受験申込方法、受験料の支払方法等を、ネット試験会場に直接確認します。
日程調整もそこで行います。



ほぼ毎日受験できる会場でしたので、すぐ希望日を決められましたよ!
前日に会場に受験料を払いに行きました。この辺は各会場によって違うかもしれません。
受験当日


子ども本人の身分証明書が必要です。保険証やパスポートでOK!
受験時間は30分。試験用のパソコンに案内され、問題を解いていきます。
試験終了と同時に採点、合否結果がすぐにわかります。
合格者した場合試験結果に二次元コードが表示され、そちらをスマートフォン等で読み込み、デジタル合格証をもらう!
という流れになります。
今回は二次元コードが印刷された紙をいただき、証書自体は自分でプリントしてください、と言われました。(そしてまだ印刷していません・・・コンビニ行かなきゃ!)



問題が解けて、資格も取れて楽しかった!
さいごに
今回、力試しということで検定を受けさせてみましたが、元々本人はこの資格を取るためにプログラミングをしていたわけではありません。
資格取得が目的ではなく、まずはScratchやプログラミングが好きになり、楽しくなってきたらチャレンジ!
という流れでよいと思います!
子どもの好きを伸ばしてあげるきっかけに、モチベーションアップのために、ぜひ活用してみてくださいね!
ジュニアプログラミング検定も合格!
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